オルガン奏法
-パイプでしゃべろう! パイプで歌おう!
近藤岳(編著)
梅干野安未・松岡あさひ(著)
初版発行:2020年1月
体裁・総頁:A4判並製・176頁
ISBN:978-4-8105-3501-3
装画:北原のり子
装幀:高木達樹
■内容
パイプオルガンってどんな楽器? どうやって弾くの?
オルガンの構造の解説と演奏の姿勢から始まり、手鍵盤、足鍵盤をどう使うか、時代による奏法のちがいなど、実際に曲を弾きながら学んでいきます。
初級から楽しめるオリジナル曲、有名なオルガン曲の抜粋や弾きやすい編曲を多数収録。
画期的なオルガン教本です。
■推薦
一般社団法人日本オルガニスト協会
■目次
Ⅰ オルガンを知ろう
§1 オルガンの歴史
§2 音の鳴る仕組み
§3 オルガンを鳴らすための準備
§4 オルガンを鳴らしてみよう
§5 タッチとリリース――オルガンの音の入り口と出口
§6 パイプの風と呼吸を合わせて
Ⅱ オルガンの奏法
A アーティキュレーテッド奏法――タンギングして、しゃべるように
§1 手の奏法
§2 ペダルの奏法
§3 バロックのさまざまな音楽要素
B ノン・アーティキュレーテッド奏法――ヴォカリーズで歌うように
§1 手の奏法
§2 ペダルの奏法
§3 ロマン派のさまざまな音楽要素
Ⅲ パイプ、ストップ、レジストレーション
Ⅳ 総合練習曲
§1 バロックの様式
§2 ロマン派以降の様式
§3 ペダルのための練習曲
■編著者(プロフィールは2020年1月現在)
近藤 岳(こんどう・たけし)
オルガニスト、作・編曲家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学別科オルガン科修了。同大学大学院修士課程音楽研究科(オルガン)修了。文化庁新進芸術家海外研修員としてフランス(パリ)に留学。現在、東京藝術大学非常勤講師。国立音楽大学非常勤講師。(一社)日本オルガニスト協会理事。
■著者
梅干野 安未(ほやの・あみ)
東京藝術大学、及び同大学院オルガン専攻修了。文化庁新進芸術家海外研修員としてパリ国立高等音楽院オルガン科を修了。同時にエクリチュール(作曲書法)科で研鑽を積む。2015年デュドランジュ国際オルガンコンクール優勝。現在、明治学院非常勤オルガニスト。
松岡 あさひ(まつおか・あさひ)
作・編曲家。東京藝術大学音楽学部作曲科首席卒業、同大学大学院修士課程作曲専攻修了。2011年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位。文化庁新進芸術家海外研修員としてドイツ・シュトゥットガルト音楽演劇大学に留学し、作曲とオルガン演奏法を学ぶ。